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◆ナオミの充填物語 ビフォー・アフター◆ VOL.0034 (10月号)
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今月は、最近読んでなかなか良いなあと思った本のご紹介です。

 

「 今日もていねいに。   松浦弥太郎著 」

 

忙しい毎日だから、意識してていねいに生きることをしないと

心豊かにはなれないと思っていたときに出会った本です。

その中で、一番心をあたたかくしてくれ、勇気を与えてくれたところを

お伝えしたいと思います。

 

与えるスケール

 

人生で何をしたのかは、どんな仕事をして、どんなものをつくったかでは

決まりません。

大切なのは、どれだけ人に与えたかということ。

 

与えるといっても、物ではないと思います。

生きていくための知恵、心やすらぐ方法、新しいものの見方、

こういったことをたくさん見つけ、たくさんの人に分けあたえる

ことができたら、自分もしあわせになると思うのです。

と、筆者は読者に語りかけてきます。

 

中略

 

だからまず、僕はかかわる人すべてに、何かしら与えたいと思います。

自分一人で引き出しにしまいこむことなく、惜しみなく与えようと

決めています。

それが僕の年齢の、社会人としての責任だと考えているのです。

いかなる年代でも、いかなる立場でも、与えなければ得られないのは

真実です。

 

 

「会社は自分が成長するために、何をしてくれるのだろう?」

「国は社会をよくするために、何をしてくれるのだろう?」

こうしてじっと待ち、「ください」と要求ばかりしても、何一つ

得られません。

 

まず自分から与えれば、必ず何か返ってきます。

 

「自分には何も与えられるものなどない」と悩むことはありません。

誰でも何かしら、与えられるものはもっているはずで、まず

それが何か見つけましょう。

 

生きる知恵がわからなくても、人を笑わせ、心和ませることができるのなら

それを与えましょう。すべてを素直に懸命にやり初々しさを与えましょう。

 

それができるようになったら、目の前の人だけを笑わせるのか、

世の中のみんなを笑わせるのか、スケールを考えましょう。

与えるスケールを大きくすれば、返ってくるものも大きくなります。

もしかするとそれが成長ということかもしれません。

このように筆者は結論づけています。

 

この本を読んでの感想ですが、

私も、惜しみなく自分の経験を与えたいと思っています。

私に返してもらうのではなく、与えられた人は自分だけに

留めておかず、誰かに同じことを与えてあげて欲しいと思います。

 

与えられた人がまた次の世代の人へそれを繋げてくれたら

もっともっと社会はよくなるだろうなと思います。

恩の順送りですよね。

 

私たち大人は、もっと自覚をもって次の世代の人の道しるべに

なるような凛とした生き方をしないといけないなと思います。

 

この本には、清潔な空気が流れていて、森林浴をしたときの

ような清々しい気分になります。(笑)

お時間を作って是非読んでいただきたい本です。

 

 

ナオミの目指すところは、社会貢献の出来る会社です。

社会貢献と言うと少々大袈裟な言い方になるのですが

要は、現代の若者たちが生き方を仕事を通して学べる

場所作りをしたいということなんです。

 

時間はかかるでしょうけど、駒井は頑張ります!!(笑)

 

次回も、シリーズは続きます。
どうぞお楽しみに~。