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◆ナオミの充填物語 ビフォー・アフター◆ VOL.0036 (12月号)
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今月のテーマは・・・・。


「 仕事のできる人の条件  」


仕事ができる人の条件にはいくつかありますが、
私が最近特に必須だなと思う条件があります。


それは、 「 配慮ができる人 」 です。


配慮ができるかどうかは、その人が発する
音でよく分かります。


例えば、事務所の階段の上り下り。
周りを配慮してそっと静かに上ってくる人。
ドタドタと靴音高らかに上ってくる人。


ドアや、引きだしの開け閉めを丁寧にする人。
勢いよくバーンと音を立てる人。


物を置く時に、音をたてないようにする人。
ガチャンと耳ざわりな音を立てる人。


電話している人の横で、平気で大声で話している人。
トーンを落として邪魔にならないように話す人。


音には自分中心の音と、周りを考えている
音があります。
自分がどんな音を出しているか一度客観的に
見てみると意外なことに気がつきます。


私も以前、自分中心の音を出していた人間です。
ある人にそのことを指摘されて、驚きました。
恐ろしいことに、私は全く気がついていなかったのです。


引き出しをバーンと閉めていた自分がいました。
周りの人に迷惑をかけていた自分が恥ずかしくて
できる限り気をつけようと思いました。


そのことがあってから、人がどんな音を
立てているのかとても興味を持つようになりました。


そうすると、例外もありますが、音が静かな人は
たいてい、周りに対する配慮ができていて
相手を思いやることができる人であることが
分かってきました。


常に相手はどう思うだろうかと考え、
また全体の状況を把握した行動、発言を、
タイミング良く行うことができる人は、
必然的に仕事ができる人であるわけです。


単なる音と思えばそれまでですが、
よく観察してみるとその音には面白いくらい
人となりが出ているなと思います。


一度、そう思って回りを観察してみてください。
なかなかマンウォッチングは面白いものです。
なるほどと思えることがあると思います。


周りを配慮することはとても美しく素敵なことです。


一人一人が、相手のことを考えて生きていければ
もっともっとあたたかくて幸せな関係を
築けるのになあと思います。


追伸
ダメなところを指摘してくれる人は、なかなかいません。
わざわざ嫌な思いまでして言うこともないと、
たいていの人は黙っています。


でも、言ってもらえると言うことは、その人に
良くなって欲しいと思う気持ちがあるからです。
また、きっと言えば理解してくれる人であると
思うからです。


耳の痛い話をしてくれる人をどうか大切にして下さい。
その人は、あなたの成長を応援してくれてる大切な人です。


私は言ってもらって、本当にありがたいなと思います。
気が付いていなかったことを考えるとぞっとします。
勇気を出して、嫌なことを言ってくれたその人に
深く感謝しています。