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◆ナオミの充填物語 ビフォー・アフター◆ VOL.0093 2014年10月号  
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 充填機のナオミ ━━┛


 今月のテーマは・・・・。

「 社員旅行 」

10月の初め、2泊3日の社員旅行で台湾に行って来ました。
社員旅行は、今年で4回目です。


毎年恒例になっている社員旅行ですが、こんな日が来るとは
8年ほど前には考えられないことでした。


当時は、私の父が社長で、とにかく福利厚生など必要はない
という考え方でした。
社員が喜ぶようなことを会社側がするなんて、発想はまるで
ありませんでした。

一度こんなことがありました。
8年前、私がまだ常務のとき、売り上げが伸び悩んでいました。
売り上げを伸ばすひとつのきっかけとして、
いつもより高い売り上げ目標を設定し、それを頑張って
達成したら近くの温泉にみんなで一泊するという企画を
考えました。


当時、みんなが一丸となって目標に向かって
頑張る会社ではなかったので、このことでモチベーションが
上がって、いい方向に向かうことができればと思って
父には反対されるかもしれないと思いながら頼んだのです。


そしたら意外にも「分かった。達成したら行かせてやろう」と
言ったので、私はみんなになんとしても頑張ろうと発破をかけ、
結果、目標を達成したのでした。


私は、嬉しくて父にそのことを早速報告に行きました。
そしたら、父は「何を甘いことを言っているんだ。
旅行など行かせん!」と言って私を叱りつけました。


私は、みんなと約束したこと、みんなはそれを
楽しみに頑張ってくれたことを思うと
悔しくて、悔しくて、涙ながらに地団駄を踏んで
父に訴えました。


でも、父は頑として聞き入れることなく、結局社員旅行は
実現しませんでした。

私は、期待させておきながら、実現できなかったことは
自分の力の無さでしかなく、みんなにお詫びするしか
ありませんでした。


この話には後日談があって、数週間後に
専務の川田が、父からその時の私との、やりとりの話を聞かされ、
父は、私の行動を「甘い考えで、全く呆れたもんだ」と腹を立てて
話していたそうです。


しかし川田は、私がそこまでして何とか社員に行かせてやりたいと
談判したこと、そして約束を反故にされて地団駄を踏んで
悔しがった事に非常に心を打たれ、
『なんとしても売り上げを上げて
ナオミをメジャーにしようと決心しました』
と言ってくれました。


川田は、私が本気でみんなのために行動してくれた!
と感じたそうです。


確かに私は父と争ったその光景を
今だに忘れることができないくらいですから
相当悔しかったんだと思います。

でも、川田がそんな風に感じてくれたことは
本当にありがたいことだと思いました。


誰かのために全力で戦う、守る、そのことが人の心を
動かすんだなあとそのとき私は学びました。


そして私には全力で守れるものがある幸せを感じます。


自分のためには、あまり力を出すことはできないのですが
誰かのために、何かの役に立つのであればと思うと、どこからか
違う力がモリモリ湧いてくるのは不思議です。




追伸
4年前に代表を交代してから、売り上げが右肩上がりと
なり、みんなのおかげで毎年社員旅行に行くことが
実現できています。


私は社員旅行と聞くと、この父との出来事がいつも思い出され、
今、何の障害もなく楽しく旅行に行けることを
しみじみとありがたく思います。

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