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◆ナオミの充填物語 ビフォー・アフター◆ VOL.0112 2016年5月号  
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今月のテーマは・・・・。

「 やりたいことがみつからない・・・。 」

今回は、社会貢献活動である「学び舎 傍楽」
の出前授業で感じたことをお伝えしたいと思います。

先月、武蔵野大学(東京都)にて、出前授業を行いました。(今年で3年目)
いつもと趣向を変えて、ナオミの新卒スタッフと一緒に対話形式で
行いました。

結果、学生さんに近い年齢の新入社員が話してくれたことで、非常に
身近に感じられる授業になりました。

彼女には大学の4年間で、やっておいて良かったことと
やっておけば良かったことについて話してもらいました。

〇やっておいて良かったこと

1、大学以外の人、大人、団体と出会ったことで価値観が広がった
大学の世界だけでは、狭い世界。いろんな考え方に
触れるには大学以外の人との交流が大切。

2、人と関わるアルバイトをして、対応力(なんとかする力)が身についた
お客様が望むことに対して臨機応変に対応する力が養えた。
アルバイトをするまでは、できるだけ楽をして仕事をしたいと思っていたが、
考え方が変わった。
相手が喜ぶことを考えることで、仕事が楽しくなった。

〇やっておけば良かったこと

1、海外留学、海外一人旅、で物怖じしない積極性を身に付けること
友達が海外から帰って来たら、人が変わったように積極的に
なっていた。自分から話しかけないと海外ではやっていけない。
そのことで自信がつき、何事にも自分から動くようになっていた。

2、大学1回生のときから「働く」について考えること
3回生の後半になった頃から、働くことについて真剣に
考えるようになったが、それでは遅かった。
4年という時間をかけて、自分はどう生きたいのかを考え
その上で働き方を考えることが大切だと感じる。
実際に働いている人から、現実がどうなっているのか
もっともっと聞いておけばよかったと思う。

授業後のアンケートには、次のようなコメントが多数ありました。
「1回生の4月にこの授業が聞けたことは本当によかったです。
  もし、聞いていなかったら4年間をなんとなく過ごして
  就活の時期が来たときに慌てていただろうと思います。」

社会に出た、少し先の先輩の話を聞く機会は、大学生には
ほとんどありません。
だから、こんな機会が多くの大学であると本当にいいのになあと
思います。

また、私の話で、ホッとしたと言うコメントも数多くありました。
それは、
「夢がなく、将来やりたいことがなくて不安だった。
  でも話を聞いてそんなすぐにやりたいことがみつからなくても
  いいんだと思え、ホッとした。」

私自身、やりたいことがみつかったのは40歳を過ぎてからでした。
大学受験に失敗して、すぐに就職しましたが、雑用ばかりが多く、
やりたいことではありませんでした。

3年働いて、結婚し、家事、子育てに専念していました。
今のように経営者になるとは、想像だにしていませんでした。

ナオミに入社して5年ほど経ったときに、経営者として生きていこうと
決心したので、学生さんたちにはそんな簡単にやりたいことはみつからないし、
今みつからなくても全然大丈夫ですよと話しました。

やりたいことは、いろんな仕事、いろんな経験、いろんな出会いを
通してようやくみつかるものだと私は思います。

就活中は、「やりたいこと、夢はなんですか?」と企業から聞かれる
ことが多いため、みつかっていないとだめだと思い込んでいる人が
多いのではないかと思います。

その答えがない自分を否定し、不安になっている若者たちに本当に
伝えたいなあと思います。

大人だって、親だって、いっぱい失敗しているし、迷っている。
失敗したっていつからだって、何度だってやり直せることを。

やりたいことがいつみつかるのか、それは分からないです。

でも、自分の人生を自分自身で決めて、人の責任にせず、
引き受けていけば、いつか自分のやりたいことに出会えると
私は思います。

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