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◆ナオミの充填物語 ビフォー・アフター◆ VOL.0140 2018年12月号  
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 充填機のナオミ━━┛

「 シェアはパワーを与える 」

自分だけで止めておかず、シェア(分かち合い)をすることの大切さを
最近感じたことがありました。

たいていの人は、自分の体験や感じたことを人にシェアすることは
あまりしないのではないかと思います。

こんなことを言っても仕方ない
言ったら恥ずかしい
言ったら何を思われるのか分からない
などが理由だと思います。

だから近くにいる人であっても、よく何を考えているのか分からないと
思ってしまいます。
逆にシェアをしてくれる人には、親密さを感じると思います。

その人のシェアが、学びや気づきを人に与えます。
言っている本人は、普通に話していても受け取る人に影響を与えています。

特に私がそれを感じる場面は 学び舎傍楽のコンテンツ
「不登校のおはなし会」です。

同じ経験を持つお母さんたちが集い、同じテーマでシェアする。
また、お互いがそのことで悩んでいるという共通点があると、
あっという間にお母さん同士の距離が近くなります。

それは、本音で話すからです。
取り繕わず、嘘が無いからです。

先日の不登校のおはなし会でのことです。
あるお母さんが、お子さんが不登校になり、どうしていいかわからず不安で、
最初から泣いておられました。しゃべることもできない状態でした。
しばらくは他の参加者の方の話を聞いておられました。

すると、他の参加者の方の話を聞くうちに、自分だけが辛いんじゃない。
みんな同じ経験をし、同じ道を通って、ここにいることが分かったそうで、
心理的安全性が確保されて、涙が止まり、少しずつ小さな声で話し始めてくれたのです。

他の参加者の方々は、その話にうなずきながら静かに聞いていました。
参加者の方々が作るあたたかな空気が、泣いていたお母さんを
応援しているような感じがしました。

そして別のお母さんがしんどい経験を、笑いに変えて話してくれて、
みんなが、にこやかになっていきました。

そのうち、だんだんとそのお母さんの面白トークに、みんながゲラゲラと笑いだし、
「そうそう、分かるわ~。うちもそうなんですよ。(笑)」と
お互いの話のシェアが、どんどん活発に出始めました。

泣いていたお母さんも、いつの間にか楽しそうに笑っていたのです。
そして、うちに溜まっていた重いものを吐き出すかのように話をし始めて、
話せば話すほど、元気になっていきました。
きっと重たいものを吐き出せて、軽くなったのでしょう。

泣いていたお母さんは、
「私は笑い方を忘れていました。こんなに笑ったのはどれくらいぶりでしょうか。
 体中があったかくなりました。」
とニコニコしながら、しっかりした声で話してくれました。

そして、
「不登校で悩んでいることを話したのは初めてです。
誰もわかってくれなかったのに、みなさんがあたたかく受け止めてくださって嬉しいです。
ここにたどり着けて本当によかったです。ありがとうございます。」と
何度も何度も言っておられました。

3時間前のお母さんとは別人のような、明るい顔になっていました。
私は、しみじみとシェアの凄さを感じました。

黙っていたらそんな経験をしている人たちだと誰も知らないです。
でも、自分がシェアすることで人の力になったり、勇気になったりするんですよね。

ありのままに、正直に、本音で話してくれることが、
人に感動を与え、パワーを与えます。

今回の不登校のおはなし会は、参加したお母さんたちが持つ、
明るくて前向きなエネルギーに満ちた言葉がたくさん飛び交っていました。

ただ学校に行っていないだけ。
学校が合わないだけ。
子どもの特性が、とても優しくて、あたたかくて繊細。
全力疾走で走り過ぎて、もうエネルギーがなくなってしまって休憩が必要。

勉強なんか、いつだって取り戻せる。
自分の人生に真剣に向き合っている子たちなんだ。
頑張り屋さんで、周りの人のためを思っている。
何としてでも生きていける。

子どもの不登校でいろんなものを手放すことができて楽になった。
子どもには子どもの人生があるから、親は一番の応援者で見守るだけ。

参加者の方々からは、このような感想をいただきました。
最後はみんな楽しかった!と、満足気な顔をして帰って行かれました。
なんて素敵な場なんだろうと改めて思いました。

自分の経験をありのままに包み隠さずにシェアする。
私はこのことがどんなに人にパワーを与えるのかを痛感しました。

だから、私は今後、自分の経験を臆することなくどんどん
シェアしていこうと思っています。


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