～親向け講座での学びを、社内のコミュニケーション活性化にも生かす「ナオミ」の取り組み～

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2017年12月6日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　株式会社ナオミ

小型充填機のNo.1企業、株式会社ナオミ（本社：大阪府箕面市　代表：駒井 亨衣）が社会貢献活動の一環として運営する「学び舎 傍楽（まなびや はたらく）」では、NPO法人箕面こどもの森学園（所在地：大阪府箕面市、代表理事：辻正矩）と協働で、初の親子コミュニケーション講座を12月16日（土）から計4回実施します。

子どもの気持ちを受け止め、尊重しながら、親子のやりとりを無理なく運んでいくためのコミュニケーションの方法である「親業」の手法をベースに、「思春期のお子さんを持つ、お母さんのための勉強会」の第二弾として開催します。

2人の子どもの不登校を経験したことから誕生

当社では、同時期に2人の子どもの不登校に苦しんだ経験を持つ当社代表・駒井の発意により、若者や親たちとともに「働くこと・生きること」を語り合う場として、2014年より京都・烏丸で「学び舎 傍楽」を運営しています。
2017年6〜9月には、思春期の子を持つお母さん方を対象に、母親自身の自己肯定感を高めることを目的にした初の勉強会を開催。受講者の自己肯定感を高められた一方で、「子どもとの接し方に関する具体的な方法を知りたい」という声もありました。そこで今回、親子関係構築のための方法論を学ぶことができる「親業」をベースとしたセミナーを初めて企画しました。

京都・烏丸にある町家を改装した「学び舎 傍楽」で、2017年6月に開催した、「思春期のお子さんを持つ、お母さんのための勉強会」風景。

3つの柱（聞き方、話し方、対立の解き方）を学ぶ

親業とは、アメリカの臨床心理学者であるトマス・ゴードン博士が考案したコミュニケーションプログラムで、カウンセリング、学習・発達心理学、教育学など、行動科学の研究成果を基礎にしています。子どもが心を開いて話せるように「聞くこと」、親が自分の気持ちや考えを素直に「話すこと」、子どもの欲求と親の気持ちが対立するときに互いに納得できる方法で解決する「対立を解く」ことの3つを柱にしています。
今回のセミナーもこの3つの柱をベースに構成。守安あゆみさん（人間関係講座インストラクター/認定NPO法人 箕面こどもの森学園 副代表理事）を講師に招いて実施します（セミナー詳細は参考資料をご参照ください）。

当社のこの「傍楽」での活動は、本業においても、社員の人材育成に関する視野を広げることにつながっています。
代表の駒井自身が「部下を育てるのは子どもを育てるのと同じ」と明言。7年前の5倍に売り上げが伸び、3年間で18名の従業員が増えるなか、傍楽で学んだメソッドや方法論を社内コミュニケーションにも生かそうと、12月には幹部及び若手社員に対するコーチング研修を初めて導入。子育て経験を生かしたマネジメントにより、新しい企業風土を構築していきたいと考えています。

【イベント概要】

「思春期のお子さんを持つ、お母さんのための勉強会（全4回）」
～お互いが尊重し合える親子関係のつくりかた～

「親業」というメソッドをベースに、子どもの話の聞き方、親自身の気持ちや考え方を伝える方法をスキルとして学び、お互いを尊重し合えるような親子関係を構築するための１つのツールとして使っていただければと思い、今回の勉強会を開催します。

今回の勉強会の詳細はこちらからご覧ください。

【開催概要】
第1回）2017年12月16日（土）10:00～12:00
第2回）2017年12月16日（土）13:00～15:00
第3回）2018年  1月27日（土）10:00～12:00
第4回）2018年  2月17日（土）10:00～12:00

【内容】
第1回）尊重し合う人間関係とは？
第2回）子どもがこころを開く聞き方
第3回）思いやりの心が育つ伝え方
第4回）対立の解き方

場所：学び舎 傍楽（京都市中京区六角油小路町345-2）

講師：守安あゆみさん（人間関係講座インストラクター/認定NPO法人 箕面こどもの森学園 副代表理事）
対象：4回受講できる方
　　　思春期のお子さんを持つお母さん、お父さん、家族の方
人数：20名程度（先着順）
参加費：8,500円（税込・4回分・テキスト代込）※お菓子・お茶付き
申込：電話075-748-1273　または、学び舎傍楽webサイトより、お申し込みください。

＜会社概要＞

＜お問い合わせ先＞

株式会社ナオミ　マーケティング・広報室　田中

TEL：072-730-2703　FAX:072-730-2777

Mail：press@naomi.co.jp