～ ライン増設しやすく輸送コスト減。消毒液・除菌剤増産による感染対策に貢献 ～

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2020年4月28日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　株式会社ナオミ

小型充填機Ｎｏ.1、小型技術を生かして中型充填機のシェアも伸ばす株式会社ナオミ（本社：大阪府箕面市 代表：川田 隆司）は、新型コロナウイルスの影響で急激に高まる消毒液や除菌剤の生産需要に対し、製造体制の強化により小型充填機を増産します。消毒液や除菌剤を生産するメーカーに充填機を迅速に提供することで、不足する消毒液や除菌剤の安定供給を目指し新型コロナウイルス対策に貢献します。

消毒液・除菌剤市場へ新規参入する、酒造業界などからも問い合わせが急増

新型コロナウイルス対策で、消毒液や除菌剤の供給が追い付いていません。既存の消毒液や除菌剤を生産する企業の増産ニーズだけでなく、酒造企業等の消毒液・除菌剤市場への新規参入企業も増え、消毒液や除菌剤を充填する充填機の需要が大幅に高まっています。2020年3月には、当社への消毒液や除菌剤のための充填機導入に関する問い合わせ件数が月間で8～10倍と増加し、過去10年間で最多となりました。これまで消毒液や除菌剤を生産してきた製薬会社や化粧品メーカーだけでなく、新たに酒造業界など多数の企業からの問い合わせが急増しています。

設置・輸送のハードルを下げて、約1週間で導入リモートによる運転テストで感染リスク低減

一般的な大型充填機の場合は、製造に約3ヵ月かかり、工場内のスペース確保や、輸送の手配・コストに大きな負荷や時間がかかります。当社の小型充填機の場合 は、コンパクトで工場内のライン増設がしやすく、宅配便で配送できるため、導入までがとてもスムーズです。
消毒液や除菌剤を生産するメーカーに対しては最短で約1週間後に納品する特別対応をしています。当社では部品をすべて国内から調達しているため、新型コロナウイルスによる製造やメンテナンスへの影響はほとんどありません。現在は感染リスク低減のため、当社の充填機を導入する企業から事前に充填物のサンプルを送付いただき、当社でのテストを済ませてから充填機を納品。リモートでテスト方法を説明することで、導入先企業への訪問回数を通常の3回から1回に削減しています。

今回の新型コロナウイルスの影響により、冷凍食品やレトルト食品などの需要も高まっており、小型充填機を追加導入する企業が増加しています。短納期で出荷できるよう製造体制をさらに強化することで、作業者が出勤できずに省力化が求められる企業を支援し、生活に欠かせない食品生産や衛生的環境の維持に貢献してまいります。

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