～設置場所や人員不足に悩む、小規模事業者のニーズをもとに開発～

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2021年5月26日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　株式会社ナオミ

小型充填機No.1で、小型技術を生かし中型充填機のシェアも伸ばす株式会社ナオミ（本社：大阪府箕面市 代表：川田 隆司 ）は、タイマー制御のスピーディーな充填と計量制御の高精度充填の両方が１台ででき、機械分解洗浄が不要な卓上サイズのハンディ充填機を６月１日から４日に愛知スカイエキスポ（愛知県国際展示場）で開催される「FOOMA JAPAN2021 国際食品工業展 」に初出品します。従来２台必要だった、機能の異なる充填機を１台に集約。スペースなどの制約からこれまで設置できなかった小規模事業者での導入を可能にし、充填作業の合理化で顧客の新たな事業への挑戦を支援します。発売は10月10日（充填の日）を予定しています。

わずかなスペースに設置可 「何とか１台で」の声に応え

食品加工や飲食業界では、労働人口の減少対応に加え、新型コロナウイルス拡大によって、感染防止の観点による省人化、中食ニーズの急増と多様化に対応するための現場の生産性向上が課題となっています。 事業再構築補助金など国の支援策もあり、充填機を購入し、テイクアウトやネット通販に力を入れる事業者も増えています。ただ多くの小規模事業者はスペースや人員の制約があり、「何とか１台で」と効率的な充填機を求めるユーザーの声が寄せられていました。このニーズに応えるため、卓上のわずかなスペースに設置でき、かつ洗浄作業の負荷を大幅に低減する一台二役の充填機を商品化しました。

機械を分解せずチューブのみ洗浄 日々のメンテナンスも容易

スピーディーな充填を行いたいときはタイマー制御、精度を求める充填を行いたいときは計量制御が選択でき、多様な液体の充填物に対応できます。また、これまでの当社の充填機の特長だった、機械分解せずチューブのみをわずか５分洗浄することで洗浄作業が完了する設計を今回の新機種でも採用しているため、充填物を変更する切換えの段取りや日々のメンテナンスが容易です。また機械に不慣れな方でも直感的にわかるようタッチパネル式に統一するなど利便性を向上させながら、コンパクトなサイズに収めました。

幅広い充填対象物　１０００ｇ充填の大容量タイプもラインアップ

低粘度の充填用の機種は、プリン・ゼリー・水ようかん・漬物液・液 卵・ジュ―ス・ドレッシング・だし醤油・除菌水・化粧水など、低・中粘度の両方に対応した機種では、ソース全般・たれ・中華あん・寒天・ケチャップ・梅肉などが主な充填対象です。また一度に1000gの大容量充填が可能な機種もラインアップしており、カレールー・スープ・ ジャム・だし・ソース・パスタソース・クラムチャウダーなどの充填が可能です。「 FOOMA JAPAN 」の会場では、コンベアとの連動の実演に加えて、テイクアウトやネット通販で販売するときの充填機活用方法もご覧いただけます。

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