飲料やシャンプー、洗剤、化粧水など、ボトル容器はあらゆる業界で使用される容器です。口が狭いタイプやプラスチック製など、形状・素材のバリエーションも豊富で、充填物の特性に合わせた充填方法を選択する必要があります。
ボトル容器の特徴
軽量なプラスチックボトルは、ガラス瓶と比べてコストを抑えやすく、運送時の負担も軽減できます。また、紫外線から内容物を守る遮光ボトルなど、製品の特性に合わせて種類が豊富ですよね。食品や飲料、化粧品、医薬・化学製品など、幅広い分野で採用されています。
ボトル容器の充填方法
ボトル容器の場合、ボトルの形状や径の大きさ、充填物の泡立ちやすさなどにより、最適な充填方法は異なります。今回はボトル容器に対応している代表的な充填機と充填方法についてご紹介します。
01
高精度で充填物をボトル容器に充填する方法
粘度のある液体でも安定した注入ができるチューブ充填機またはロータリー式充填機を使用します。計量ユニットにより、設定した容量を正確にボトルに充填できるため、製品ごとのばらつきを抑え、一定品質での充填作業が可能です。
オリーブオイル、ドレッシング、シロップ、はちみつなどの充填に最適です。

02
泡立ちやすい充填物を高精度に充填する方法
泡立ちを防ぎながら充填したい場合は、オプション品の昇降ノズル装置(SNS)と組み合わせて充填機を使用することをおすすめしています。充填開始と同時にノズルが自動で上下し、ボトルの底から液体を注入することで、泡の発生を最小限に抑えます。
醤油や洗剤、シャンプーなどの泡立ちやすい液体の充填に多く使用されています。

ボトル容器の充填が可能な充填機種
ボトル容器の場合、正確な充填を求められることが多いため、充填機メーカーナオミでは、高精度の充填が可能になる計量ユニット付きの充填機をおすすめする場合が多いです。ボトル容器の充填に最適な充填機種とオプション品をご紹介します。
チューブ充填機(6DTZ-W)
計量ユニット付きの小型液体充填機です。ボトル精度良く充填したい方に最適です。充填開始ボタンを押せば、あらかじめ設定しておいた容量分の充填物が自動でボトル容器に注入されます。
01 のボトル容器の充填方法に対応する充填機です
パズル充填機(RD703+RU01)
粘性のある充填物をボトルに定量充填する場合に使用する充填機です。この充填機も計量ユニットと組み合わせて使用することで、粘度の高い液体でも一定の速度で安定して注入できます。
01 のボトル容器の充填方法に対応する充填機です
オプション(昇降ノズル装置(SNS))
昇降ノズル装置(SNS)を充填機と組み合わせて使用することで、泡立ちやすい充填物も安定した充填が可能になります。充填開始と同時にノズルが自動で上下し、液面に合わせてゆっくり上昇するため、泡立ちを最小限に抑えながら一定量を正確に注入できます。













